あなたは、「引き寄せの法則」を知っていますか？
日本でも2008年頃にブームが起こったので、その名前は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか？
しかし、「引き寄せの法則ってそもそも何？」と聞かれると上手く説明できない方がほとんどだと思います。
今回は、そんな「引き寄せの法則」の秘密についてお伝えしたいと思います。
「引き寄せの法則」とは名前の通り、何かを引き寄せる法則を意味しますが、一般的にはその人が望むもの、例えば、お金、チャンス、恋人、欲しい物など、その内容は人によって様々です。
「引き寄せる」ですから、まるで磁石のように見えない力でギュッと引き付ける…そんな印象がありますよね。
「引き寄せの法則」が有名になったのは、2007年に出版された書籍「引き寄せの法則」がきっかけと言われています。
（書籍：「引き寄せの法則」）
この本の著者、エスター・ヒックスはチャネラーで、同じくこの本の著者であり夫のジェリー・ヒックスとの体験を通じて「引き寄せの法則」をこの本にまとめています。素晴らしい本なのでご興味ある方はぜひ、読まれてください。
ちなみに、チャネリングとは日本でいうところの霊媒、つまりチャネラーとは霊媒師のこと。日本では恐山のイタコがそれにあたります。
では、「引き寄せの法則とは霊的なものなのか？」と言われると、必ずしもそうとは限りません。
「引き寄せの法則」は量子力学のような科学的な分野からも説明できるとする説もあります。
では一体何なのか？色々と調べたところ、現時点では以下の３つが「引き寄せの法則」の根拠として有力です。
- カラーバス効果
- RAS（網様体賦活系）
- 素粒子
順を追って解説いたします。
１．カラーバス効果
カラーバス効果は心理学の用語です。英語の表記は「Color bath effect」。つまり「色をお風呂のように浴びるとことによる効果」という意味合いです。
例えば、子供のころこんなやりとりしなかったですか？
Aさん：「ピザを１０回言ってみて」
Bさん：「ピザ、ピザ、ピザ、ピザ…」
Aさん：「ここは？」
Bさん：「膝！」
Aさん：「ぶー！肘でした！」
Bさん：「あ～～～！！そっか！」
つまり、これと同じで、例えば朝のニュースで「あなたの今日のラッキーカラーは赤です！」と言われたら頭のなかで「赤か…赤、赤、赤…」と繰り返し、そして、赤いものが目につく。このような効果をいいます。
これを「引き寄せの法則」の根拠として考えるものです。
２．RAS（網様体賦活系）
「もうようたいふかつけい」と読みます。正式には「脳幹網様体賦活系（のうかんもうようたいふかつけい）」といい、脳の中にある脳幹網様体とその周辺の臓器による働きを表す言葉です。
脳科学の用語で、厳密にいうと非常に複雑なので割愛しますが、 簡単にいうと、脳が取り込んだ情報をフィルタリングする機能で、取り込んだ情報が必要ならば、必要と感じる信号を送り、そうでない場合は信号を送らないといった機能です。
先ほどのカラーバス効果もこのRASの働きによるものですが、人間の脳は日々膨大な情報にさらされているので、このような機能がないとオーバーヒートを起こしてしまうからと言われています。
例えば、見知らぬ街で、お腹がすいて「ラーメンが食べたい！」と思ったら、目の前にラーメン屋さんがあった…そんなことってありますよね？
これは、たまたま目の前にあったラーメン屋さんを「ラーメンを食べたい！」と感じたことによって網様体が「ラーメン」の情報をキャッチできる状態になったということです。もし、「ラーメン」ではなく「焼肉が食べたい！」だったらきっとラーメン屋には気がつかないでしょう。
「アンテナが立つ」みたいな言い方をすることもありますが、要するに、RASの働きによって、必要な情報がキャッチできるようになり、これを「引き寄せ」と捉える考え方です。
３．素粒子
最後は量子力学の視点です。これも詳しいことは分厚い本に書かれているのでご興味ある方は読んで頂くとして、ものすごく簡単にいうと、
この世に存在するものを極限まで細かくしていいくと素粒子（電子、クオーク）というもので構成され、その素粒子は実際にはあまりにも小さく観測すると粒子だが、実際は高速で動いていて、物質というより波（波動）であり、その波が共鳴して引き寄せるというお話です。
わかったような、わからないような(^^;)
要は、この世に存在するものは究極的には「素粒子の動き＝波動」によってできている。そして、波には波長があり、同じ波長の波は共鳴が起きるという物理学の法則に基づく考え方です。
以上３つが「引き寄せの法則」の根拠です。
「引き寄せの法則」に対する明確な根拠は明らかになっていませんが、実際に引き寄せは存在する現象ですし、この法則をいかせばあなたの人生は間違いなく豊かになっていくと思うので、ぜひ、活用されることをオススメします！
「どうやって活用するの…？」そんな疑問をお持ちの方はぜひ、お気軽にお問合せください。
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