成果を生み出す原理原則

このブログでは、コーチ・コンサルタントとして起業、副業する人が確実に成果を出して、ビジネスを続けられるようになることを目的に記事を書いています。その意味で最初に知って欲しい大変重要な考え方があります。

それが、成果を生み出す原理原則です。

これは、私がメンターから教わったとても大切な考え方で、自分でも常に意識していますし、クライアントさんにアドバイスする時には必ず強調する視点です。

成果を生み出す上で、絶対に必要なものがあります。それは何だと思いますか?

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

答えは「行動」です。当たり前ですが、成果は行動することによってしか得られません。

よく、怪しげなセミナーやツアーに参加して、「運気が上がって成果がでた!」みたいな話を聞きますが、何もせず、成果がでることはありません。

この話はおそらく、それまで色々な行動をしていてたまたまそのセミナーやツアーに参加したタイミングで成果がでたか、その セミナーやツアーに参加して意識や考え方が変わって、行動できるようになり、結果、成果につながったのかどちらかです。

いずれにせよ、何もせずに成果が得れることは絶対にありません。成果がでない…でない…と悩む前に、きちんとやるべきことをやれているのか?を確認してください。

成果を生み出すにはとにかく「行動」が大切です。よく、「大量行動」とか、「量は質に転嫁する」など、行動の重要性が伝えられていると思いますが、それは「成果は行動によってしか生まれない」という原理原則に基づいているのです。

とは言え、行動が大事だとはわかっていても、人間ですから「行動ができない・・・」なんて時もありますよね。 そして、その事実には気が付いていても具体的な解決策を提示しない指導者があまりにも多いと感じています。

「行動が大事だから、行動しろ!」言い訳はいいから「やれ!」みたいな…(^^;)

「大事だとわかっていても行動できないから困っているんじゃないか!」と思いながらいやいや行動を続けようとして、最後には嫌になる、そして燃え尽きる…何てこと、経験ありませんか?

私は何度もあります・・・(^^;)

行動することの重要性は誰でも知っています。そして、その意味でもっと重要で知っておくべきことがあるのです。

それが、「行動の源となるものは何か?」ということです。

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

答えは「感情」です。そう、モチベーションと言われるものです。感情こそ、行動を生み出すエネルギーです。

ここまで聞いたあなた・・・「モチベーションが大事・・・そんなことは体験的にわかってますよ。だから、気分転換に散歩してみたり、アファメーションしてみたり、達成した時のことを具体的にするために紙に書き出してみたり、自分へのご褒美を考えて、その写真を貼ってみたり・・・色々と試しているんです。それでも続かないんです!」って思っているかもしれません。

上記に挙げたことはどれも効果があります。あなたの選択は間違っていません。でも、これらだけでは本質的な解決にならないのです。

行動するための感情(モチベーション)が必要だから、その感情を手に入れるための行動をする・・・これではダメなの???

そう思ってしまいますよね。モヤモヤして仕方がないと思うので、もう少し詳しく説明します。

上記で挙げた、

  • 気分転換に散歩する
  • アファメーションする
  • ビジョンを紙に書き出す
  • ご褒美の写真を貼りだす

これらによってもたらされる効果は「状態(ステート)」が変わるということです。人間は自分が好ましい環境や、情報に触れると状態がよくなり、結果、好ましい感情が湧いてきます。これがモチベーションが上がることにつながります。

世の中に出回っている、情報はここまでのものがほとんどです。もちろん、これらの取り組みでも十分効果がありますが、根本的な解決にはなりません。

そして、ここからが本当に重要です。そして、多くの人が知らない原理原則です。

そもそも、「感情」を生み出す原因は何でしょう?

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

怒り、悲しみ、喜び、楽しみ、不安、恐怖、幸せ、希望・・・色々な感情がありますよね。これらが発生するメカニズムは何か?ということです。

感情は、何らかの情報(視覚、聴覚、体感覚)を受けることによって、発生します。例えば、犬を見て、「かわいい!」と思う人と「怖い!」と思う人、どちらも存在します。同じ「犬」という視覚情報を受け取っているのに、発生する感情は「かわいい」と思う感情と「怖い」と思う感情です。

一体、何が違うのか?

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

答えは、「信念(ビリーフ)」と呼ばれる「思い込み」です。簡単にいうとその人が「〇〇は△△だ」と信じていることです。パラダイムとも言います。

同じ、「犬」という視覚情報を受け取っただけなのに、一方は「かわいい」と感じ、もう一方は「怖い」と感じる。これはその「犬」に対する「信念(ビリーフ)」が違うということなのです。

「かわいい」と感じる人は、小さいころに犬と楽しく遊んだり、可愛がったりした経験がきっとあったのでしょう。一方、「怖い」と感じる人は小さいころに犬に噛みつかれたり、吠えられたりといった経験があったのでしょう。

つまり、人によって「犬」からイメージするもの(体験を通じて作り上げた世界観)が違うことによって、「犬」とい視覚情報を受け取ったときに感じる感情が異なるということです。

つまり、「感情」はその人がもつ「信念(ビリーフ)」によって、生まれるものなのです。

長くなりましたが、まとめると、成果を生み出すためには・・・

行動が必要であり、

行動を生み出すためには感情が必要であり、

感情を生み出すためには信念が必要、

ということになります。

この一連の関連性を理解して、行動、感情、信念を適切なものに変えていくことが必要なのです。

そして、我々コーチがクライアントの目標達成や課題解決のために行うのはこの行動、感情、信念を適切なものに変えるべく、効果的なアプローチをすることなのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ビジネスコーチ 森山洋光

ABOUTこの記事をかいた人

「自分商品型」専門のビジネスコーチ。全米NLP協会公認トレーナー。39歳の時、コーチングでゼロから起業し、70日で578万円の収益をあげる。経営者、士業、起業家、副業で稼ぎたいサラリーマンや主婦を対象にコーチング・コンサルティングを通じてビジネス作り出し、成長させる方法、自己変革を起こす方法、人へ影響力を発揮し動機づける方法を独自に体系化した方法でわかり易く伝えている。